アロマ

季節の変わり目や秋におすすめのアロマ(精油)

秋らしくなると過ごしやすくなる一方で、季節の変わり目のこのようなことを感じませんか?最近よく耳にすることを挙げてみました。

全身の気だるさ

足のだるさやむくみ

空咳や呼吸が浅い

胃腸の調子が悪く食欲低下または食欲が増す

季節の変わり目は自律神経が乱れたり、実はアレルギー症状だったり、また夏の影響が続いていることなどからプチ不調が現れやすくなります。このプチ不調的なコンディションは薬を飲むほどではないけれども、でもスッキリしたい・・・。そんなときにおすすめの精油をご紹介いたします。

オーナー
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こんにちは。

岐阜県岐阜市にあるリラクゼーション&ビューティーサロン『rich en aroma』です。

 

 

プチ不調は精油でサポート

精油は植物の花、葉、茎、種子、柑橘類の果皮、樹脂などから抽出した濃縮液です。天然の成分、自然由来といっても化学分子からなる化学物質です。

例えば、ラベンダーにはリナロールという鎮静作用のある分子や酢酸リナリル、カリオフィレンといったたくさんの分子が含まれています。精油は化学物質の集合体で分子レベルで心身に作用します。なので香りの好みだけでなく効能の面からもアプローチできるのです。

しかし精油は医薬品のように即効性や治療効果があるというものではなく、リラックス、気分転換、生活リズムのサポートといった補助的な役割です。

自律神経やホルモンを調整する部位や感情などを司る部位に作用したり、体内を巡って身体に作用します。

「ちょっと調子が悪いな」というプチ不調のときにはとても役に立つのです。

秋のコンディション別おすすめアロマ

「全身の気だるさ」

朝晩と昼の寒暖差が大きくなり、体は対応するために自律神経がフル稼働して休まりません。また自律神経の乱れによって、だるさや頭重感へ繋がります。カギともなる自律神経を整える精油はラベンダーやベルガモットがおすすめです。

副交感神経が優位となりバランスが整います。ラベンダーが苦手な方は柑橘系のベルガモットが良いかもしれません。ベルガモットはアールグレイ紅茶の香りづけにも使われる香りです。

体のだるさを払拭して元気よく気分を明るくしたいなら、オレンジ、レモン、ゼラニウムもリフレッシュできます。

オレンジやレモンなどの柑橘系はビタミンのイメージとともにフレッシュな感覚を覚えます。

またゼラニウムはローズとグリーンをミックスした香りで女性ホルモンのバランスを整えてくれます。女子力アップの精油です。

また血行が悪いと栄養や酸素が行き渡らないのでローズマリーやペパーミントもおすすめです。血行を良くしてくれます。

特にローズマリーは脳の活性化をサポートしてくれますので頭をスッキリしたいときにはおすすめです。

 

「足のだるさやむくみ」

夏の日中のエアコンの使用や、夜間の冷房も足を冷やしていたのかもしれません。

冷えると血管が収縮して血流やリンパの流れが悪くなり、疲労物質などの老廃物がたまりやすくなります。

湯船に浸かるなど温めたり、マッサージをして流れを良くしてあげることが大事です。

むくみにはジュニパーベリーやグレープフルーツ血流を促進するにはローズマリー、サイプレス、ジュニパーベリーがおすすめです。

オイルでマッサージをするときは精油を足すと効果アップです。

 

「空咳や呼吸が浅い」

涼しくなって空気が乾燥したり、気温差で気道が敏感になったりすると乾いた咳が出たりします。

また秋の花粉(ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ)もアレルギー症状を引き起こします。

この秋の花粉は粒子が小さく呼吸器症状を起こしやすいと言われています。そのため咳や喘息、喉のイガイガを感じやすくなります。

また自律神経の乱れは呼吸を浅くしてしまい、酸素が欠乏して疲労感や倦怠感として感じているのかもしれません。

呼吸を楽にするにはユーカリラディア―タやティートリー、気道の緊張を和らげるならラベンダー、喉のムズムズイガイガはペパーミントがおすすめです。

ペパーミントの香りを嗅ぎながら深呼吸をすると通りも良くなりたくさんの酸素が取り込めそうです。

 

「胃腸の調子が悪く食欲低下または食欲が増す」

夏からの冷たい飲食で胃腸の調子が悪い、または秋の味覚の誘惑で食欲が湧いてきた・・・。

夏に弱った胃腸は消化液や腸の粘膜にも影響して胃もたれや下痢、便秘を引き起こします。

消化を助けるならスイートオレンジ、ペパーミントが適しています。特にペパーミントはお腹の張りやガスが気になるときにも良く、下痢や便秘のどちらのときにもおすすめです。

また、涼しくなると消化機能が徐々に回復し、冬に備えてのエネルギーの確保やレプチンやグレリンといったホルモンが活性化して食欲が増します。

旬の食材も豊富で五感が刺激されます。精油はグレープフルーツが食欲のコントロールとなります。またペパーミントも食べたい衝動をリセット。我慢がストレスならベルガモットを。過食を和らげます。

使い方の例

全身の気だるさ

  • 芳香浴(ディフューザー以外ならお湯を入れたマグカップに精油を2~3滴垂らす、ティッシュやコットンに1~2滴含ませて香りを嗅ぐ)
  • アロマバス(バスタブにお湯をため、精油を1~5滴垂らす、または天然塩(大さじ2)に対して精油2~4滴を混ぜたものを入れる)

 

足のだるさやむくみ

  • アロマバス(バスタブにお湯をため、精油を1~5滴垂らす、または天然塩(大さじ2)に対して精油2~4滴を混ぜたものを入れる)
  • オイルに混ぜてマッサージをする(1%濃度にする場合はオイル30㎖に対し精油6滴)

 

空咳や呼吸が浅い

  • 芳香浴(ディフューザー以外ならお湯を入れたマグカップに精油を2~3滴垂らす、ティッシュやコットンに1~2滴含ませて香りを嗅ぐ)
  • アロマバス(バスタブにお湯をため、精油を1~5滴垂らす、または天然塩(大さじ2)に対して精油2~4滴を混ぜたものを入れる)
  • オイルに混ぜて胸から肺のあたりを優しくマッサージをする(1%濃度にする場合はオイル30㎖に対し精油6滴)

 

胃腸の調子が悪く食欲低下または食欲が増す

  • 芳香浴(ディフューザー以外ならお湯を入れたマグカップに精油を2~3滴垂らす、ティッシュやコットンに1~2滴含ませて香りを嗅ぐ)
  • アロマバス(バスタブにお湯をため、精油を1~5滴垂らす、または天然塩(大さじ2)に対して精油2~4滴を混ぜたものを入れる)
  • オイルに混ぜてお腹の張りや腸のあたりをマッサージをする(1%濃度にする場合はオイル30㎖に対し精油6滴)

 

注意事項

上記でご紹介した精油でレモン、ベルガモット、グレープフルーツは光毒性があるので、「FCF」「フロクマリンフリー」の表示のあるものが安全です。もし記載のないものの場合は、使用から最低でも12時間、直射日光や紫外線を避けることを推奨されています。(スイートオレンジは大丈夫です)

ローズマリーは高血圧の方、てんかんの方、ジュニパーベリーは腎臓や尿路に疾患の方、サイプレスは腎臓、肝臓疾患の方は使用不可となります。

妊娠中や授乳中の場合も種類や濃度によって注意が必要です。使用する際には医師に確認の上、ご使用ください。また小児への使用、ペットがいるご家庭も控えていただくと安心です。

使用中、皮膚刺激を感じたときは使用を中止してください。

 

 

 

今回は秋の季節の変わり目に当サロンでよく耳にするお声を取り上げてみました。

ご自宅でも精油でリラックスしていただき、楽しんでいただけたらと思います。

当サロンでは、アロマリンパドレナージュ(リンパマッサージ)で凝り固まった体のケアや疲労感、倦怠感、むくみといった不調の解消をサポートしております。疲れをためない、疲れにくい体を目指して心身が軽くいられるようサポートさせていただきます。精油は日替わりで2種類からお選びいただけます。ぜひお楽しみくださいませ。

(vol.90)

リッチ・エン・アロマ(rich en aroma)

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