リンパマッサージはむくみを解消してサイズダウンをしたり、デトックスを促進させて疲労感を取り除きます。
体内のいらないものを排出させることで血液やリンパの循環がよくなり、代謝の向上が期待できます。
代謝が悪いと老廃物や脂肪を溜め込み、セルライトや肌荒れ、肩こりといった美容や健康面へもさまざまなところに悪影響が現れます。
リンパマッサージには、これらの悪影響を軽減、解消する効果があると言われています。
ダイエット目的でリンパマッサージを取り入れる場合は、マッサージを受けるだけでなく、脂肪燃焼が促進されやすい状態に自らしてあげるとより効果的となります。
そこでこの記事では、脂肪燃焼をしやすい状態にするための生活習慣について解説します。
今よりも脂肪が燃焼しやすい状態にするには
- 筋肉量を増やす
- 体温を上げる
- 体内の循環を良くする
この3点に共通するのは、いずれも今より基礎代謝を上げることに必要な習慣であることです。
筋肉量を増やす
筋肉はエネルギーを多く燃焼させます。
一説によると、筋肉はたった1kgで約50kcal消費させるとも言われています。
そのため、同じ量の食事を取ったとしても、筋肉のない人と筋肉質な人とでは後者のほうが用意にカロリーを消費することができるのです。
そんな筋肉の主成分はたんぱく質。
たんぱく質が不足すると筋肉量が減ってしまい、脂肪燃焼効果も下がってしまいます。
一日に必要なたんぱく質の量は体重1kgにつき1gほど、つまり体重50kgの人は50gのたんぱく質が必要ということになります。
たんぱく質は肉や魚、卵、大豆食品、乳製品などに多く含まれています。
そして同時にビタミンB6（にんにく、ししとう）、葉酸（小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、アボカド）、マグネシウム（ごま、こんぶ、わかめ）、亜鉛（カキ、油揚げ、カシューナッツ、落花生）なども摂ると筋肉が作られやすくなります。
体温を上げる
体温が高いと、エネルギーの消費量も増えます。
生姜やにんにく、黒豆、黒ゴマ、黒コショウ、玄米、玉ねぎなどは体温を上げてくれると言われています。
ただし、例え体温を上げる食材を取り入れたとしても、平熱が低かったり普段から体を冷やすような生活習慣をしたりしていたら効果があまりありません。
運動習慣をつけたり、冷たい飲み物を避けたり、シャワーだけでなく湯船にも浸かるようにしたりすることを意識してみましょう。
体の循環をよくする
体内の血流改善も大切です。
血流がいいと栄養や酸素が体のすみずみまで運ばれ、活性化します。
すると脂肪の分解も促進され、消費されやすくなります。
ウォーキングや適度な運動で血行は良くなりますが、食べ物から良くすることができます。
玉ねぎや青魚、海藻、きのこ、納豆、酢、ココアなどのほか、ナッツ類もおすすめです。
おわりに
ダイエットを成功させるためには、いかに脂肪を燃焼させるかが重要になります。
体重1kg減量するには7,200kcalの消費が必要と言われていますが、ただ食事量を減らすだけだと筋肉も落ちてしまいます。
その状態でリバウンドしてしまえば、脂肪だけがどんどん蓄えられてしまい、痩せにくい体質になってしまうでしょう。
ダイエットでは体重だけにこだわるのではなく、体脂肪を落とすことに注力するとよいですよ。
そのためには脂肪を燃焼させやすい状態にしてあげることがポイントです。
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