首こり緩和が不定愁訴を和らげる

原因は明確ではないけれど不調を感じる。不定愁訴と言われたけれど、症状の辛さを周囲には理解されずつい我慢をしてしまう・・・

この不調から解放されたい！そのように思うことはありませんか？

 

実は不定愁訴の多くは自律神経の影響と言われています。

自律神経は交感神経と副交感神経のことで体を自動で調整する働きです。自律神経は頭に続いている首とも関係が深いようなのです。

原因はないけど不調だ。そんなとき首まわりがパンパンになっていませんか？

不定愁訴とは

不定愁訴とは心身に何かしらの辛い症状があり、検査をしても原因が特定できない状態を言い、例えば、だるさが続く、疲れが取れない、すぐに疲れる、動悸やめまいがする、頭が重い、呼吸がしづらい、背中や腰の痛み、気分の落ち込み、イライラなど・・・原因のない不調の状態、スッキリしない状態です。

自律神経のバランスが崩れている

不定愁訴は自律神経のバランスが悪く、副交感神経がうまく働いていないことで起こると言われています。

活動時や緊張、ストレスを感じると交感神経、休息やリラックスしていると副交感神経が働きます。日中は交感神経が優位となり、就寝の頃には副交感神経が働いて睡眠へと促されます。そして十分寝ることで翌朝は心身リセットされるのですが、生活習慣やストレス、ホルモンバランスが乱れがちな生理前や更年期のときは交感神経が働き続けてしまうことがあります。

交感神経は戦闘モードな状態で、ずっと続くと体は休まらず、ますます副交感神経の働きが弱くなります。この自律神経のバランスが崩れた状態が心身の不調を招き、原因はないけれど不調、なんだかスッキリしないとなってしまうのです。

自律神経は首こりも影響している⁈

自律神経は交感神と副交感神経が良いバランスで働いていれば特に何も起こらないのですが、生活習慣やストレス、ホルモンバランスなどから影響を受けます。

ストレスとは心理的なものだけでなく、例えば長時間のスマホも前かがみの姿勢で頭が前に出ていることで首の後ろの筋肉が負担になっています。体はストレス状態であり交感神経が過剰に働きます。

首への負担はスマホだけでなく、肩が内側になるような巻き型姿勢や上を向く体制、高いところに手を伸ばして作業をする、合わない高さの枕なども首まわりの筋肉に負担がかかってしまいます。

この首への負担は自律神経とも関係します。

実は首の後ろや側面には交感神経の通り道や副交感神経の中枢につながる迷走神経が走っています。そのため首まわりの筋肉が固まると神経周辺の血流が悪くなります。

脳への血行が悪くなり自律神経を司る部位にも血流の低下が起こります。これにより自律神経のバランスが崩れます。そして首に負担がかかるほど体はストレスと判断して交感神経が優位になり続けてしまいます。もしかしたらそのことによって不定愁訴が起こっているのかもしれません。

首の筋肉をゆるめてあげよう

凝り固まった首の筋肉が自律神経に影響を及ぼしているのかもしれない・・・

そんなときは、首や肩回りをそっとゆるめてあげてみてください。血流が良くなることで副交感神経の働きが高まります。心身の健康へとつながります。

温めたり、首に負つながる肩甲骨を動かしたり、また首を軽く前後左右に傾けたりといったストレッチがおすすめです。強く揉むのはよくありません。

そして頭が前に出る姿勢で長時間過ごすのはやめておきましょう。すぐに凝り固まってしまいます。

 

ほぐそうとしても、自分ではうまくできない・・・

そんなときはサロンで施してもらうのもおすすめです。

当サロンでは全身のリンパマッサージで、凝り固まった肩や首の筋肉をやさしくゆるめ、血流やリンパの流れを促します。

 

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当サロンでは、アロマリンパドレナージュ（リンパマッサージ）やフェイシャルエステなど体だけ、顔（肌）だけ、どちらも両方といったメニューをご用意しております。

凝り固まった体のケアや疲労感、倦怠感、むくみといった体のケアは一人ひとりの方に合わせて、疲れをためない・疲れにくい体を目指して体メンテナンスや肌のエイジングケア（抗老化）でサポートさせていただいております。

またアロマオイル（精油）も日替わりで2種類からお選びいただけます。お気軽にお越しくださいませ。

月に1～2回のメンテナンスでいつまでも良い状態をキープしていってくださいね。

(vol.94)