なぜか胃腸の調子が優れない……そんなときは背中が凝っていませんか？

「暴飲暴食なんてしていないのに胃腸の調子が悪い……」

「規則正しい生活を送っているのに胃腸の痛みや胃もたれ、張った感じがする」

「胃腸が重たくて気になってしまい、何だかスッキリしない……」

思い当たる理由がないのに胃腸の調子が悪いときは、もしかしたら背中がガチガチに凝っているのかもしれません。

胃腸の不調にはさまざまな理由で起こりますが、病院の検査では何も問題ないのに治らない場合や、生活習慣に原因が見当たらない場合、腰や背中の張り・コリが原因かもしれません。

とくにいつも同じ姿勢でいる方や、猫背気味の方、運動不足の方、冷え性気味の方は要注意。

背中や腰にアプローチすることで、苦しい胃痛や便秘が和らぐ場合があります。

そこでこの記事では、胃腸の不調と背中や腰の張り・コリの関係について解説します。

検査をしても問題がないのに胃腸の調子が悪い

消化管に属する胃は、食べたものを溜めて消化し、腸へと送り出します。

同じく消化管に属す小腸で栄養素を吸収し、残りは大腸に送られ便となり、体外へ排出されます。

食物を消化・吸収する胃腸は、私たちが活動するためのエネルギーを作り出す重要な器官です。

重要な器官である胃腸は毎日絶え間なく働き続けていますが、不摂生やストレス、冷房による冷えやホルモンバランスの乱れなどが影響して、機能が低下してしまうことがあります。

胃腸の調子が悪いとは、何らかの原因で消化・吸収機能の低下や活力が低下している状態を指します。

これらの症状を訴えても「異常なし」と言われてしまうのはつらいですよね。

そのようなときは、一度背中（とくに左側）を押してみてください。

パンパンに張っていたり、こっていたりしませんか？

この背中の張り・こりが、胃腸の不調に繋がっている可能性があります。

胃腸の不調、背中の張り・こりを起こす原因

胃腸の不調の原因となる背中の張りやこりを起こす2つの原因について解説します。

１．長時間背中が丸まった姿勢や同じ姿勢でいること

長時間同じ姿勢でいたり、背中を丸めた姿勢（猫背姿勢）でいることは、胃腸の働きを弱める原因となります。

背中を丸めた姿勢は楽なので、ついつい猫背で生活してしまう人は多いと思います。

しかし猫背気味の姿勢は、おなかが圧迫され、背中の筋肉が過緊張を起こしてしまいます。

その結果背中が張ったり、内臓が圧迫されて胃腸の血行や働きが鈍くなったりするのです。

そして胃腸の膨満感や便秘により内圧が高まり、背中もさらに張った状態になってしまうという悪循環も。

それだけでなく、常に背中に負担がかかることで背中が歪み、脊髄に通っている交感神経幹が圧迫され、痛みを引き起こす場合もあります。

２．自律神経の乱れ

ストレスや悩み、不安を感じる状態が長く続くと自律神経が乱れ、交感神経が優位に働きます。

交感神経が優位になると血管が収縮して血行不良を起こし、リンパの流れを滞らせたり、筋肉が緊張した状態になります。

当然胃腸の血流も低下し、働きが悪くなり、食べ物が消化されにくい状態になりがちです。

自律神経は先述のストレスや不安だけでなく、季節の変わり目や不規則な生活習慣、更年期などが原因で容易に乱れてしまいます。

仕事とリラックス時間のオンとオフを意識して切り替え、ストレスを溜めない生活を送ることが大切です。

背中のこりをほぐしてリラックスしよう！

胃腸の不調を解消するためには、ガチガチに凝り固まった背中をほぐし、心身のリラックスをすることが大切です。

凝り固まった筋肉を緩めることで全身（特に肩）に入っている力が抜け、姿勢が整います。

背中や腰をほぐすだけで便秘が解消することもあるくらい、凝り固まった状態は内臓に悪影響を及ぼすのです。

また、背中をほぐしてリラックスすることで副交感神経が優位になります。

その結果胃の働きもよくなり、不快感が和らぐこともありますよ。

岐阜市にあるリラクゼーション＆ビューティーサロン『rich en aroma（リッチ・エン・アロマ）』のアロマリンパドレナージュ（リンパマッサージ）コースは、凝りのある部分をほぐしながら全身のリンパを流していきます。

背中のこりもほぐれ、体が軽くなりますよ。

また、胃腸の働きもよくなり、不調が緩和されていきます。

そしてアロマテラピーのリラックス効果で副交感神経が優位になり、気分も晴れやかになりますよ。

「背中の凝りをほぐしたい」「リラックスが必要かも」と感じた方は、ぜひお試しくださいませ。

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